日本機材の海外へのチャレンジは、中国現地法人の設立から始まりました。日本のメーカー各社が、生産コストの削減を目指して中国に製造拠点を展開する中、私たちに求められたのは、日本と同じ価格、納期での設備・製品の調達でした。この要望に応えるために、2004年に最初の現地法人である昂凱机電（上海）有限公司を設立。日本国内で開発に関する詳細な打ち合わせを行い、調達は現地でまかなうボーダレスな対応によって、高い評価をいただいてきました。現在は、中国に続いてシンガポール、マレーシアにも現地法人を設立し、ビジネスのグローバル化を進めています。いかなる状況、環境であっても、お客様の期待に応え続けることが、我々の使命。お客様に求められる限り、世界のどこにあっても、品質に優れた製品を安定的に供給していく役割を担っていきます。
海外事業部では、中国・シンガポール・マレーシアの現地法人を通じて、日本のお客様と海外をつなぐ様々な連携業務を手掛けています。機能性とコストパフォーマンスに優れた海外製品であっても、品質に対する不安を持つお客様も少なくありません。そこで、日本機材が海外製品の品質を保証することで、大きな安心をプラスして提供し、付加価値の高いサービスで、お客様のビジネスをサポートしています。
海外進出をお考えのお客様にとって、大きな障壁となるのが言葉や文化の違いです。さらには、現地の商習慣や法令の違いを乗り越えた上で、海外ビジネスを進めていかなければなりません。こうした不安を払しょくする対応力が、日本機材の強みの1つ。現地情報や貿易実務に精通したスタッフたちが、お客様の海外進出を力強くサポートします。新規開発品の仕様決定から納品、アフターフォローまで責任を持って対応していきます。
わずか1名の社員によって生まれた日本機材の海外事業。現在、現地法人を含めて海外事業に関わる社員は100名近くにまで増えました。その成長は、今後さらに加速することが予想されています。中国は日系企業のみならず、世界中の企業が進出する大きなマーケットです。競争も激しいマーケットですが、将来のお客様となりうる企業との出会いも、生まれる場所です。私たち日本機材では、中国向けビジネスで培ったノウハウや人脈を生かして、さらなる海外展開を前向きに進めていく方針です。チャンスを活かして、北米、ヨーロッパ、インドなどに本格進出を果たし、事業拡大を図りたいと考えています。ビジネスのグローバル化が進む中、専門性に優れた機械商社として、世界のものづくりを支える企業へと成長を遂げていきます。
