海外営業部/マネージャー
K.S. 2006年

自動化が進む世界のモノづくりを、
提案力と現場力で支えていく。

PROFILEプロフィール
日本機材で初めての海外出身の社員である。出身は中国吉林省。中学・高校で日本語を学び、大学教授である叔父の影響もあり日本の大学に進学する。日本の大学院修士課程で経済学を研究した後、中国と日本の架け橋となる仕事を希望して日本機材に入社。上海子会社での勤務を経て、現在は本社の海外営業部でマネージャーを務める。
JOB仕事内容
海外の新規顧客の開拓、その他の海外案件全般を手掛けつつ、本社と海外現地法人との連携・調整を図り、マネージャーとして海外事業部をけん引する。中国の大手国有企業との取引では、ロボット用サーボモータ・アンプの納入案件を担当。自動化が進む中国の製造業界を支え、取引先からの信頼も厚い。
SCHEDULEスケジュール
8:45~ 朝礼に参加
9:00~ メールチェック、海外出張中のメンバーとの電話連絡
10:30~ 国際物流システム会議
12:00~ 昼休憩
13:00~ 国内仕入れ先、海外取引先との打ち合わせ
15:00~ 海外仕入れ先の来客対応、新規商材の打ち合わせ
17:00~ 社内事務業務、部門長とのミーティング
18:00 退社

日本機材への入社を希望した理由

就職活動では、海外の企業、中でも母国である中国の企業とビジネスができる仕事に照準を当てて就職先を探しました。日本機材は当時から中国法人を持っていて、世界の工場と言われる中国の製造業界と取引ができる点が魅力でした。特に製造の現場では自動化の流れが強まっていて、日本機材が手掛ける製品の需要もどんどん大きくなっていくことに将来性を感じました。当社にとって初めての海外出身の社員として入社することになり不安もありましたが、上司・先輩の心強いサポートをいただきながら、最初は国内での営業を任せてもらっていました。その後、2010年から5年間にわたり上海の子会社で営業を担当し、黒字化に向けた営業戦略の立案などを経験しました。

海外営業として活躍する面白さとは?

若いうちから責任あるポジションが与えられ、試行錯誤しながらビジネスパーソンとして成長できる点が魅力です。私の経験で言えば、上海の子会社の立て直しを任せていただけたことです。最大のポイントは加工品ビジネスで利益を獲得したことです。私は現地で日系ユーザ開拓・営業支援、現地営業マンの人材育成、新規仕入先開発をメインに行いました。日本流のやり方を持ち込んだわけですが、100%通用するわけではありませんでした。現地には現地なりの商習慣があり、日本と異なる部分も多々あります。頭ごなしに日本流のやり方を押し付けたのでは反感を買いかねません。現場では日々様々なことが起こりますから、その場・その時の状況に応じた対応が問われます。そうした現場での経験を若いうちにできたことは、私にとって大きな財産となっています。

今後について、具体的な目標など

海外マーケットとの関りを増やしていくことが、これからの目標です。新規の取引先を見つけるのは当然ですが、海外の製品にも目を向けていきたいと考えています。品質に優れた日本の製品は、もちろん海外でも高く評価されています。ですがその一方で、海外の製品の品質もどんどん良くなってきているのも事実です。これまでは日本製品を仕入れて海外に売ることが多かったのですが、今後は海外の製品を仕入れて国内外の取引先に提供していく仕事も増えていくと思います。価格が安く品質は日本製品にも劣らない海外製品を見つけ出し、積極的に提案することで、今まで以上に売上の海外比率も高まっていくと思います。前例のないやりがいのある仕事にチャレンジしていきたいですね。
海外現地法人間のネットワーク構築も重要です。現在、本社と現地法人間の連携案件が多いですが、将来的には現地法人同士で直接プロジェクトを推進するスキームも構築したいです。

MY DAY OFF

2017年から妻と子供を日本に呼び寄せて、新しい生活をスタートさせました。日本のことを知って欲しいので、休日は子供を連れていろんなところに行くようにしています。ゴルフとフットサルが趣味です。ゴルフは社内サークルにも参加していますが、腕前はまだまだ。仕事のようにはなかなかうまくいきませんね。

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